真実は、子どもの目には観えるのに!大人は全く気がつかないことが多いのかも・・

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:子どもたちの目には、大人が見過ごしてしまう純粋な真実が映っているようだ・・・
そんなふうに感じることがないですか?

年を重ねるごとに、私たちは知識や経験を積み重ねていきます。
それは、人生を豊かにし、多くの局面で私たちを支えるものですね。
しかし、その過程で失われるものもあるかとおもいます。
それは、物事を素直に、偏見や先入観なく受け入れる能力、つまり「子どもの目」で世界を見る能力です。

子どもたちが絵本に見入る姿を見ていると、大人になった私たちは、その失われた能力の大切さを思い出させられることが多々あります。
彼らは、ページをめくるごとに新たな発見に目を輝かせます。その瞬間は、彼らには色鮮やかな世界が広がっているのです。
面白がって何回も読んで読んでという本に、大人は、なぜその絵本が面白いのかわからないという体験をされた方はいませんか?

『もこもこ』』  谷川 俊太郎 著、 元永 定正(イラスト)

この絵本が家に届き夜に初めて読んだ日、子どもたちは、きゃあきゃあと笑い転げて、もう一度もう一度と催促です。
母である私は、呆気に取られて、子供が面白いと笑い転げるほどの同じ笑いと共感が得られなく、置いてけぼりにされたような気がしました。

笑えない母。
少し悔しいなあと。
その面白さがわからなかったからです。

大人は違う分析で、後からゆっくりとその本の中身と向き合いながら、意味を探り遠回りをして絵本の持つ味わいに触れていく過程をとります。
直感的に子どものようには受け取れないことに気づきます。

      
そこには、文字通りの色彩だけでなく、想像力や好奇心を刺激する無限の可能性の色彩があり、もこもこと何かが動き出す原初風景のエネルギーのようなものを楽しむことができなくなっているからだとおもいました。

大人の目には、その鮮やかなものの動きを楽しむことが薄れがちになっているのです。

星の王子さま』には、「本当のものは目に見えない」という有名な言葉がありますね。

 A. de サン=テグジュペリ、 内藤 濯

この言葉は、大人と子どもの世界の見方の違いを象徴しています。
大人になると、私たちは目に見えるもの、数値や事実、論理に重きを置くようになります。

しかし、その過程で、感情や直感、想像の価値を見落とすことがありませんか。

子どもたちは、まだそのような制約に縛られていません。
彼らにとって、見えないもの――友情、愛、夢――もまた、この世界の重要な真実の一部なのです。

この視点の違いは、単に物事の見方に留まりません。

それは、人生における価値観や優先順位にも影響を及ぼしています。
大人になる過程で、多くの人が競争や成功、物質的な豊かさを追求するようになりがちです。

しかし、子どもたちは違います。

彼らにとって重要なのは、その瞬間の喜び仲間との絆純粋な好奇心です
これらは、大人になっても決して忘れてはならない価値なのですが。

私たちは、実は、子どもたちから多くを学ぶことができるのです。
彼らのように世界を見ることで、失われた「真実」を再発見することができるはずです。

それは、目には見えないが、心に深く響くもの
大人になっても、その純粋な視点を保ち続けることが、真に豊かな人生を送る秘訣かもしれません。

子どもの目を通して見れば、世界はもっと色鮮やかで、もっと広く、もっと奇妙で、もっと美しい。
それを忘れないようにしましょう。

このテーマについて考えることは、日常の中で見失いがちな大切な価値を思い出させてくれます。

上記の
子どもの目には観えるのに!大人は全く気がつかない” という視点で、おすすめの一冊があります。

河合隼雄さんと、長田弘さんの対談本です。
帯には、下記の言葉が書き記されています。

「子どもの目」には
見える真実に
大人は全く気づかない

子どもの薦める本がすごい!!!”というのです。
まさに、子供から大人が教わることがありそうです。

子どもの本の森へ』 河合 隼雄 (著), 長田 弘 (著)

『子どもの本の森へ』は、河合隼雄さんと長田弘さんによる対談を収めた本で、子どもたちへの本の薦め方や、子どもたちがどのように本と関わっていくべきかについての洞察が語られています。

この本は、子どもの読書に関する貴重な視点を提供し、教育者や保護者、子どもたち自身にとっても有益な内容が含まれています。

河合隼雄さんは精神科医として、また長田弘さんは詩人として、それぞれが持つ専門性や視点から子どもたちの心の成長に対して深い洞察を持っています。

彼らが「子どもの薦める本がすごい!」と話し合う中で、本が子どもたちの想像力を豊かにし、感性を育む重要な役割を果たすという考え方が強調されていることは想像に難くありません。

この対談では、単に読書を推奨するだけでなく、子どもたち一人ひとりの興味や感性に合った本を選ぶことの大切さ、また読書を通じて子どもたちが自ら世界を発見し、理解を深めていく過程を大切にするべきだというメッセージが含まれています。

 

 

参考に、ざっと本を列挙しますね。挙げた本と絵本のリストは、子どもたちに読むことを薦める素晴らしい選択肢を示しています。これらの作品は、読者に想像力を豊かにし、心を動かし、さまざまな人生の教訓を教えてくれます。それぞれの作品が持つ独特の魅力と、それらを通じて子どもたちが得られる経験について少し掘り下げてみましょう。

子どもの本を読む

赤毛のアン :自己受容と想像力の大切さを教えてくれる物語。アンは、自分の居場所を見つけ、人生の困難に立ち向かいながら成長していく姿が描かれています。

若草物語:家族の絆と成長の物語。マーチ家の四姉妹が様々な試練を乗り越えながら大人になっていく過程が描かれています。

エミールと探偵たち:協力と友情の大切さを描く冒険物語。子どもたちが団結して難問を解決に導く姿が魅力的です。

ピーターパンとウェンディ:永遠の子供であるピーターパンと、成長の旅に出るウェンディの物語。夢と現実の間の探求を描いています。

モモ:時間とは何か、そして人生で本当に大切なものが何かについて考えさせられる作品。

はてしない物語:物語の力と読者としての役割を探求するメタフィクション。想像力の重要性を強調しています。

ゲド戦記:自己発見と自己受容の旅。主人公が内面の闇と向き合い、真の力を見出す過程が描かれています。

銀河鉄道の夜:人生と死、そして友情についての深い瞑想。美しい言葉と象徴的なイメージが満載です。

人はなんで生きるか:人生の意味と目的について考えさせられる物語。

楽しい川辺ムギと王さま指輪物語
これらは、それぞれが独自の世界観を持ち、読者に冒険と探求の旅を提供します。

上記に挙げた本について、次回に少し詳しくご紹介していきたいとおもいます。

 

絵本を読む

あおくんときいろくん:色と感情を通じて友情と多様性を探る物語。

はらぺこあおむし:成長と変化の自然な過程をシンプルながらも魅力的に描いた作品。

よあけ:静かな湖の絵が、静謐な空気感を伝えます。

ぼくを探しに:僕って?これは幾つになっても問いかけることですね。

それぞれが美しいイラストと共に、子どもたちに大切なメッセージを伝えます。

これらの本と絵本は、子どもたちにとってただの読み物以上のものです。
それぞれが、想像力を刺激し、心を育て、世界についての理解を深めるきっかけとなり得ます。

子どもたちがこれらの作品を通じて、人生の重要な価値や教訓を学び取ることができるでしょう。

河合隼雄さんと長田弘さんが『子どもの本の森へ』で語ったように、子どもの薦める本は確かに「すごい!!!」のです。

絵本や児童書について、また今度ブログに書きたいとおもいます。
絵本好きな方とお話ができることを楽しみにしています。

 
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